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深紅

 この作品を観たのは、3~4ヶ月前だったんですが、

あることの答えが出せず、もやもやしていた。

 「深紅」は、原作野沢尚の作品で、

あらすじは、一家惨殺事件の被害者と加害者の娘、

       心の傷を抱えながら成長した二人が

       被害者の娘「秋葉奏子」が自分の素性を隠して(嘘をついて)

       加害者の娘「都築未歩」に近づく形で出会う・・・

主演は被害者の娘として、内山理名  

     「卒業」「ファイヤーボーイズ」「ラブコレ」他多くのテレビドラマ等で、

     多彩な役どころを演じていて、個人的には「ラブコレ」で衝撃を

     受けて、ますます好きになったんだが・・・

それと加害者の娘として、水川あさみ

     あまり出演している作品を知らないんだが、

     「大奥」での演技は圧巻で、強烈に印象に残っている

それぞれの出演作品で、独特の存在感を感じさせる二人が

怒りとも同情とも恨みとも違う複雑な心模様を二人の空気感が

何とも不思議に引き込まれる感覚で

非常に楽しめるのだが、

脇を固める俳優が

映画「タイヨウのうた」、「ファイヤーボーイズ」の

塚本高史

堀北真希

そして小日向文世緒方直人などと豪華である。

で、初見のあと、ブタネコさんのとこで、

記事にされているのを見て、コメントもさせていただいたのだが、

その中で

秋葉奏子の正体を 都築美歩が気づく

シーンがあるとのことなんですけど、

これが初見のときまったく気付かなかった。

それどころか、その後原作を読んだのだが、

まったく浅い見方しかしてないことを痛感させられた。

原作で最も印象に残ったのは、

都築則夫の上申書の部分、

冷静な口調で、殺害場面を振り返る様に

ちょうど通勤電車の中で読んでいたのが、

電車を降りてから、気持ち悪くなって、蹲るほどの

表現力で、静かに圧倒された。

そして、少なからず、この都築則夫という人物に

同情をした。しかし、

判決文にて、裁判長は完全に否定する。

冷静に考えれば、4人もの、しかも幼いまったく関係のない

子供まで、惨殺しているのであるから当然といえば当然である。

しかし、少なからず同情をしてしまったのは、まぎれもなく事実で、

故に恐さも感じる、

数年後には裁判員制度も始まる。事実というのは、見る側によって、

色んな状況によって、変質していくように感じることが多々ある。そうしたとき

冷静で、客観的な判断が下せるのだろうか?不安で仕方がない。

原作を読んだ後、改めて見直してみると、

原作に忠実に丁寧に作っていながらも、

Ogata

Mizukawaasami2

都築則夫の犯行の語りの部分と

都築未歩が旦那を襲うシーンをリンクさせたり、

Ketai

実は奏子の正体を未歩が知っていたと変えたところは、

実に深みが増してよかったと思うし、

最後の二人の別れ際に歩道橋の上で、キスシーンがあるのだが、

ストーリー、キャストの演技そのどちらか一方が悪くても

Kiss2

このシーンが陳腐に見えただろうけど、

まったくそんなことはなく、感慨深いシーンになっている。

 

で、「秋葉奏子の正体を 都築美歩が気づく」シーンであるが、

てっきり、都築未歩の態度が変わったのは、奏子が未歩を

遠ざけたからだと、思っていたんだけど、よく考えれば、

今まで態度の変わった(父親が殺人犯と知って)人間を都築未歩は追いかけは

しなかったんだということに気付いて、やっとわかった^^

(ここまで書いてしまえばわかっちゃうかな?)

「深紅」公式HP

DVD「深紅」

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コメント

こんばんは ブタネコです。^^

記事内で拙ブログに触れていただき恐縮至極です。

>「秋葉奏子の正体を 都築美歩が気づく」シーン

深いでしょ? 深すぎて判り難いんです^^

だから、拙ブログの記事で述べましたが もし、野沢が生きてたら
絶対に もっとひねって「くわぁ~」と唸らせてくれたと思ったの
です。

でも、出来はけっして悪くないですよね^^

私は そう思った次第です。

投稿: ブタネコ | 2006年8月18日 (金) 02:23

☆★ブタネコさん
今、TBさせて貰おうかと思っていたところです^^
映画、原作共存分に楽しみました。
>深いでしょ? 深すぎて判り難いんです^^
確かに、でもあれ以上判りやすくしてしまうと
あざとくなりそうだし、(気付けてなかったくせにという
ツッコミは無しの方向で^^)
>野沢が生きてたら
あざとくなく、見事に表現してくれたでしょうか?
今のままでも、凄く良いと思ってるだけに、
これ以上良くなると、どうなるんだろうと思ってしまいます。

投稿: K | 2006年8月18日 (金) 03:17

再び こんばんは^^

確かにTB無事着信しました^^

>これ以上良くなると、どうなるんだろうと思ってしまいます。

そう、それをやっちゃうのが 野沢脚本だった…と 私は信じ
たくなるほど 野沢が大好きなのです。^^

投稿: ブタネコ | 2006年8月18日 (金) 03:36

☆★ブタネコさん
なんだか、「眠れる森」や「青い鳥」をじっくり再見してみようかな^^と思っちゃいました。

投稿: K | 2006年8月19日 (土) 00:19

Kさん、こんにちは。
以前TBを送って頂いた方のBlogをまわっていて偶然にこちらを読ませて頂きました。
実は発売日に購入してあった「深紅」のDVDを昨日観たんです。
それで、まさに秋葉奏子の正体を都築美歩が気づいたタイミングがある事を水川さんのインタビューで知りました。
私はインタビューを見るまでは、奏子の正体を美歩は最初から知っていたと思ってたので、もう一度見直さなきゃなと丁度思っていたんです。
Kさんの記事を読んでも何処で美歩が気が付いたかが幸い(?)にもピンときません。
鈍いのかも!?(笑)
もう1度、暇を見て探してみます。
「雨鱒の川」や「1週間の恋」なども気になった作品だった事もありコメントを送らせて頂きました。
それでは、また。

投稿: のらさん | 2006年8月21日 (月) 15:39

☆★のらさん
>鈍いのかも!?(笑)
そんなことないですよ^^
私もずっとわかりませんでしたし、
少し間を置いて改めて観るとわかると思いますよ
初見でわかるブタネコさんが凄すぎるんです^^

原作は読まれましたか?
原作を読んだ後に観れば「深紅」の深さがもっと
味わえますよ^^
>「雨鱒の川」や「1週間の恋」なども気になった
気軽にコメント頂けるとうれしいです。

投稿: K | 2006年8月21日 (月) 23:12

Kさん、こんにちは!
当方のBlogに「深紅」の記事をUPしました。
TBが上手く送れないのでコメントにて。
それではまた!

投稿: のらさん | 2006年8月31日 (木) 14:15

☆★のらさん
おっ記事書かれたんですね^^
早速拝見させてもらいます。

(のらさんのブログへいくにはコメントの、のらさんの名前をclickしてください^^)

 
 
 

投稿: K | 2006年9月 1日 (金) 00:09

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